
整骨院・整体院のMEO対策【完全攻略マニュアル付】
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執筆者
中澤 寛
大学卒業後、独立して代理店営業をしながらスポーツスクールを5団体まで立ち上げ。その後、スポーツスクール立ち上げの経験を活かしてウェブ集客支援の受託事業を開始。延べ10年で90社のホームページ制作、ランディングページ制作などのクリエイティブからリスティング・PPC広告運用、SEOの支援を行う。
整骨院・整体のWeb集客でMEO対策を検討する理由
MEO対策では、検索やGoogleマップで院を探す人へ正確な情報を届けられるよう、ビジネスプロフィールを整えます。成果が出る期間や費用対効果は条件によって異なります。
理由①院の基本情報を自分で管理できる
Web集客では、SEO・MEO・広告・ポータルサイト・SNSなどの施策を検討できます。
施策の比較は、自院で計測した数字を基に行います。成果や費用対効果は地域・競合・運用体制で変わり、SEOやSNSも自分で運用することができます。
理由②地図を含む検索結果から院を比較できる

「三鷹 整骨院」というキーワードの検索結果を見て分かる通り、Googleマップの結果が画面全体に表示されております。
地図を含むローカル検索結果は、地域の院を比較する接点になります。ただし、表示内容や位置は検索語句、場所、時期などにより変わり、掲載例から将来の表示方針は断定できません。
自院の検索語句と表示状況を確認し、地図情報からの予約や電話につながっているかを計測しましょう。
理由③地図上でも院の情報を確認できる
Googleマップは院の所在地・営業時間・口コミなどを確認する接点の一つです。地図や口コミを含む複数の情報源で、自院の情報を正確に保つことが大切です。
Googleマップとホームページは指標を区別する
Googleビジネスプロフィールの表示回数とホームページのアクセス数は、計測対象や定義が異なります。単純に数字の大小を比べず、それぞれの予約・電話・来院への貢献を確認しましょう。
集客施策を比較するときは、期間、対象、費用、成果の定義をそろえて評価することが大切です。
まず営業時間や所在地などの基本情報を整えたうえで、SEO・広告・SNSと役割を分け、自院に合う優先順位を決めましょう。
そして本題のMEO対策の根幹となるGoogleマップの検索結果の仕組みについて解説していきます。
Googleマップの検索結果の仕組み

Google検索やGoogleマップには、現在地付近のビジネスを示すローカル検索結果が表示されます。
Googleは、ローカル検索の主な要因を関連性・距離・知名度と説明しています。正確なビジネス情報を登録し、口コミを管理するなど、利用者が比較できる情報を整えます。順位を上げるためにGoogleへ料金を払うことはできません。
出典:Google:ローカル検索結果のランキングを改善するヒント
MEO対策とは
MEO対策とはMap Engine Optimizationの略で、「Googleマップの検索結果の最適化」という意味であり、Googleマップの検索結果で上位に表示させる取り組みをMEO対策と呼びます。
Googleが公表するローカル検索の主な要因は、関連性・距離・知名度です。正確で充実した情報を保つことは重要ですが、投稿頻度だけで順位が上がるとは公表されていません。
MEO対策①情報網羅性
MEO対策で最初の取り組みが、全ての入力できる項目に対し、正確な情報を全て登録するところから始まります。
具体的な取り組みとして、「Googleのローカル検索結果のランキングを改善する方法」で以下の6つについて言及しています。
- 詳細なデータを入力する
- ビジネスのオーナー確認を行う
- 営業時間の情報を正確に保つ
- クチコミの管理と返信を行う
- 写真を追加する
- 店舗の商品を追加する
厄介な点は、入力項目が突然追加されたり削除されたりする点です。
定期的にGoogleビジネスプロフィールを確認すると、入力項目が増えたり減ったりしています。Google側がより最適な検索結果を出すために日々改修を行っているため、このように突然の仕様変更が多々起きます。
そのため、一度登録したからといって放置するのではなく、最低でも月に1回程度は入力の抜け漏れがないか確認しましょう。
MEO対策②運用頻度
営業時間や連絡先など、利用者の判断に関わる情報が変わった場合は速やかに更新してください。
ウェブ検索の鮮度に関する仕組みを、そのままGoogleマップの順位要因として説明することはできません。
健康情報では、正確性と信頼性を確保することが重要です。更新回数を増やすこと自体を目的にせず、変更や誤りがないかを点検しましょう。
投稿頻度にGoogle公式の最低基準はありません。院の体制に合わせて確認日を決め、変更があれば更新しましょう。
以上が基本的なMEO対策でしたが、次は競合から一歩抜きん出る「MEO対策応用編」について解説します。
【応用編】競合整骨院と差を生むMEO対策
Googleマップの検索結果のランキングの中で多くの整骨院・整体が対策できていないのが「視認性の高さ」です。
サイテーションは院名・所在地などへの言及を指す用語です。登録数を増やすだけで順位が上がるとは限らないため、関連性のある掲載先で情報を正確に保ちます。
参考文献として多くの本に取り上げられている本は良書だ、という考え方がイメージしやすいかと思います。

掲載先は地域や業種との関連性、情報の正確性、利用条件を確認して選んでください。無料媒体への登録数が増えれば順位が上がる、というものではありません。
以下は掲載先を検討する例です。無料で登録できるか、対象業種や申込条件が合うかは、各サービスの公式案内で事前に確認してください。
サイテーション対策リスト〜SNS編〜
- Tiktok
サイテーション対策リスト〜マップ編〜
- Apple Maps
- Bing Maps
- Yahoo プレイス
サイテーション対策リスト〜ポータルサイト編〜
- e-shops
- お店自慢
- ヘルモア
- びらくネット
- オトコロドットコム
- e-治療ネット
- 整体ナビ
- EveryTown
- YAPPY PLACE
- 街のお店情報
- タウンファン
- 整体ナビ
絶対NG!整骨院のMEO対策の注意点
Googleビジネスプロフィールにはガイドラインが存在し、やってはいけないことが明記されています。
その中でも、特にガイドライン違反として頻繁に目にする注意点を2つご紹介します。
注意点①割引やクーポンを配る代わりに口コミを依頼する
割引やクーポンを提供する代わりに口コミを依頼する行為は絶対に辞めましょう。
Googleの規約では対価を条件にした口コミ投稿が禁止されています。また、事業者が内容に関与した投稿なのに広告であることが判別できない場合は、景品表示法のステルスマーケティング規制に該当する可能性があります。
理由①Googleのガイドライン違反に該当するため
1つ目のGoogleのガイドラインでは、企業がクーポンや割引券などを提供する代わりに口コミを投稿する行為は禁止および制限されているコンテンツとして明記されています。
企業が提供するインセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)が誘因となって投稿されているコンテンツ。
実際に、2024年にGoogleは公式見解として「2023年に1億7000万件以上を超えるレビューを削除しました。」と発表しております。
Thanks to our evolving machine learning algorithms, we blocked or removed over 170 million policy-violating reviews from 2023 — over 45% more than in 2022. More than 12 million fake business profiles were removed or blocked too.
引用元:How machine learning keeps contributed content helpful – Google
規約違反の口コミ依頼は行わず、実際に利用した方に対価や高評価の条件を付けずに感想を依頼してください。
理由②景品表示法のステルスマーケティング規制にも注意が必要なため
2023年10月1日から、事業者の表示であることを一般消費者が判別しにくい表示が、景品表示法の規制対象になりました。
[参考] 令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 – 消費者庁
金銭、割引、無償提供があれば一律に違法という判断ではありません。事業者が表示内容の決定に関与したか、広告であることが明瞭かなどにより判断されます。ただしGoogleマップでは、広告の明示をしても対価を条件とする口コミは禁止です。
ステルスマーケティング規制では、事業者の表示であることを一般消費者が判別できるかが問題になります。「PR」とどこかに書けば必ず十分という意味ではありません。
ステルスマーケティング規制の対象は、表示内容の決定に関与した広告主である事業者です。投稿者が広告主でない場合、その投稿者自身はこの規制の対象にはなりません。
消費者庁は2024年6月6日に、口コミに関するステルスマーケティング告示違反について措置命令を出しています。消費者庁の公表資料も確認してください。
注意点②ビジネス名に店舗名以外を入力する
ビジネス名に「〇〇整骨院 マッサージ・整体・交通事故治療」など、MEO対策として店舗名以外の情報を盛り込んでいる店舗を見かけますが、これはGoogleが公式にガイドライン違反として定めていますので辞めましょう。
ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合があります。
アカウントが停止してしまった場合の対処法
プロフィールが停止・無効になった場合は、Googleのガイドラインと再審査請求ツールで対象の制限を確認してください。
制限の種類により、再審査請求や、拒否された請求への追加審査を利用できる場合があります。最新の公式ヘルプに従って手続きしてください。
手順としては以下の流れとなります。
STEP1:ガイドライン違反を修正する
Googleビジネスプロフィールのガイドラインに違反して停止・無効された場合、Googleから「ビジネスプロフィールが停止されました」あるいは「ビジネスプロフィールが無効になりました」という件名でメールが届きます。
そのメールの本文にアカウントが停止した理由が記載されていますので、「Googleに掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン」と照らし合わせながらガイドライン違反となる箇所を修正してください。
STEP2:再審査請求を行う
ガイドラインに遵守する形で修正を加えたら、Googleに対して「Google ビジネス プロフィールの再審査請求」を行いましょう。
証拠書類を添付する場合は、プロフィールと名称・住所が一致する事業登録書類や公共料金の請求書などを先に用意してください。公式手順には証拠書類の提出に60分の時間制限があるため、画面の案内を確認して進めましょう。
STEP3:審査結果を確認する
再審査請求を実行後は、再審査請求ツール上で進捗状況を確認できます。5つのステータスのいずれかが表示されます。
- 送信済み
- 承認済み
- 不承認
- 再審査を請求できません
- 再審査請求可能
審査期間は案件により異なります。公式ヘルプの最新の目安と再審査請求ツールで状況を確認し、結果が出る前に同じ問題の請求を重複送信しないでください。
不承認の場合、「再審査請求可能」の場合は、再度ガイドラインを確認して修正しましょう。
修正後、「拒否された再審査請求の追加審査をリクエスト」から追加審査を行い、審査結果を待ちましょう。
「再審査請求不可」と表示された場合も、表示だけで復旧不可能と断定せず、対象の制限と公式ヘルプを確認してください。必要に応じてGoogleサポートへ問い合わせ、審査中に同じビジネスのプロフィールを新規作成しないでください。
【無料配布】整骨院のMEO対策マニュアル
「概要は理解したんだけど、具体的なMEO対策のマニュアルが欲しい〜!」という整骨院様に「整骨院のMEO対策マニュアル」を無料配布しております。
お問い合わせフォームから「MEO対策マニュアル希望」とご連絡いただければ配布いたします。
ただし、同業他社は整骨院様でないお問い合わせも多いため、配布時は以下の情報も合わせてお送りください。
- 店舗名
- URL(なければ住所)
マニュアルは施策を整理するための資料です。集客数を保証するものではないため、実際の予約・来院数を測定して改善してください。
