
整骨院・接骨院のSNS集客 | 6種類のSNSと具体的な集客活用方法まとめ
公開日:
最終更新日:

執筆者
中澤 寛
大学卒業後、独立して代理店営業をしながらスポーツスクールを5団体まで立ち上げ。その後、スポーツスクール立ち上げの経験を活かしてウェブ集客支援の受託事業を開始。延べ10年で90社のホームページ制作、ランディングページ制作などのクリエイティブからリスティング・PPC広告運用、SEOの支援を行う。
SNS集客方法6選
整骨院・接骨院のSNS集客方法は大きく6種類あり、各SNSごとの「特徴・ユーザー層・おすすめ度」を解説していきます。
Instagramによる集客
特徴
Instagramは、視覚的なコンテンツを中心に展開するSNSプラットフォームです。写真や短い動画を通じて、院内の様子や施術の流れ、スタッフ紹介などを視覚的に魅力的に伝えることができます。また、ハッシュタグを活用することで、関連するトピックや地域のユーザーに効果的にリーチすることが可能です。
弱み
投稿の寿命が短く、定期的な更新が必要です。また、テキスト情報の発信が難しく、詳細な説明や長文のコンテンツには不向きです。
ユーザー年齢層
Instagramの利用者属性は調査時期や地域によって変わります。年齢・性別だけで健康や美容への関心を決めつけず、自院のインサイトと予約実績で確認しましょう。
おすすめ度
Instagramでは、院内設備やスタッフ、アクセスなどの情報を伝える方法があります。施術効果をうたう体験談や、効果を誤認させるビフォーアフターは避け、あはき・柔整広告ガイドラインを確認してください。
Facebookによる集客
特徴
Facebookは、より長文の投稿や詳細な情報発信に適したSNSです。地域密着型の整骨院や接骨院にとって、地元コミュニティとのつながりを深めることができます。また、イベントの告知やレビューの共有なども容易に行えます。
弱み
全体的にユーザー層が高齢化しており、若年層へのアプローチには不向きです。また、投稿のエンゲージメントが他のSNSに比べて低くなる傾向があります。
ユーザー年齢層
Facebookで届けられる相手は、地域や既存のつながりによって異なります。年代や家族構成を一律に決めつけず、実際の閲覧者データを確認しましょう。
おすすめ度
Facebookは、家族層や中高年層にアプローチする際に効果的です。特に、地域コミュニティとのつながりを強化したい整骨院にとっては、非常に有効なツールです。おすすめ度は中程度ですが、特定のターゲット層には高い効果が期待できます。
Tiktokによる集客
特徴
TikTokは、短い動画を通じてエンターテイメント性の高いコンテンツを発信できるプラットフォームです。ダンスやチャレンジ、ビジュアルエフェクトを駆使した動画が人気を集めており、ユニークでインパクトのある内容が求められます。
弱み
短い動画で情報を伝えるため、深い説明や詳細な情報提供には不向きです。また、頻繁なコンテンツの更新と、流行を追いかける柔軟性が求められます。
ユーザー年齢層
TikTokの利用者を若年層だけと決めつけず、視聴者の年齢・地域と、来院につながった反応を確認しましょう。
おすすめ度
TikTokは、若年層へのリーチが非常に強力ですが、エンターテイメント性が求められるため、他のSNSとは異なる戦略が必要です。ユニークな整骨院の魅力を発信できる場合には高い効果を発揮しますが、コンテンツの作成には工夫が必要なため、おすすめ度は中程度です。
Youtubeによる集客
特徴
YouTubeは、長めの動画コンテンツを配信するのに最適なプラットフォームです。院内設備や施術の流れ、一般的なセルフケアの注意点など、教育的なコンテンツを提供することで、視聴者に価値を提供しやすいです。また、検索エンジンでの露出も高く、SEO対策としても有効です。
弱み
動画制作には時間とコストがかかるため、定期的なコンテンツの更新が難しい場合があります。また、長い動画は視聴者の離脱率が高くなる可能性もあります。
ユーザー年齢層
YouTubeでは幅広い利用者に情報を届けられますが、特定の年代の健康関心層に届くとは限りません。視聴者の属性や地域をアナリティクスで確認してください。
おすすめ度
YouTubeは院の説明や一般的な情報を動画で伝える選択肢です。動画の公開だけでウェブサイトの検索順位や長期的な集客成果が保証されるわけではありません。
X(旧 Twitter)による集客
特徴
Xは、短文で迅速な情報発信ができるSNSです。リアルタイムでの情報共有や、フォロワーとのダイレクトなコミュニケーションに優れており、最新情報やキャンペーンの告知に向いています。
弱み
投稿がタイムラインで流れやすく、一度の発信で長期間の効果を期待するのは難しいです。また、文字数制限があるため、詳細な説明には不向きです。
ユーザー年齢層
Xの利用者属性は調査時期や地域によって変わります。年齢・性別の一般化だけで配信先を決めず、自院の閲覧者と反応を確認しましょう。
おすすめ度
Xは、迅速な情報発信とフォロワーとのコミュニケーションに適していますが、長期的な集客には不向きです。キャンペーンやイベント情報の告知に特化した活用が効果的であり、おすすめ度は中程度です。
LINE公式による集客
特徴
LINE公式アカウントは1対1のチャットやメッセージ配信に使えます。予約管理や自動リマインダーは外部ツール・追加設定が必要な場合があるため、機能と費用を確認してください。
弱み
新規顧客の獲得には向いておらず、あくまで既存顧客との関係性維持が主な目的となります。また、メッセージ配信の頻度が高すぎると、ブロックされるリスクが高まります。
ユーザー年齢層
LINEは幅広い年齢層に使われています。特定の年代の健康意識を一律に決めつけず、自院の利用者の連絡手段に合わせて導入を検討してください。
おすすめ度
LINE公式アカウントは、既存顧客とのリレーションシップを強化し、再来店を促進するのに非常に有効です。特に、リピーターの育成に力を入れたい整骨院にはおすすめ度が高いです。
整骨院・接骨院の集客方法の中でのSNS集客の優先順位
SNSの優先度は、店舗規模だけでなく、対象地域、メニュー、運用体制、予約実績によって判断します。以下の4つは検討しやすい例であり、利用条件ではありません。
SNS集客をおすすめする整骨院・接骨院の4つのケース
[こんな整骨院・接骨院におすすめ]
- 都内の一等地に整骨院・接骨院がありかつインフルエンサーと繋がりがある
- 他店とは圧倒的差別化を図っている高単価メニューがある
- 地域密着で3店舗以上経営している
- 店舗を主要都市及び全国展開している
SNSは商圏外にも届くため、閲覧数だけで成果を判断しないことが大切です。店舗数や立地だけで採算が決まるわけではなく、商圏内からの予約数と運用コストを比較しましょう。
基本的にはSNS集客はおすすめしない
上記以外の院でもSNSが役立つ場合はあります。まず院の基本情報と予約導線を整え、無理なく続けられる範囲で効果を確認することをおすすめします。
以下は施策を検討する順番の一例です。院の商圏、運用体制、予約数、獲得費用を測定し、自院に合う優先順位に調整しましょう。
- MEO対策
- SEO対策
- コーポレートサイト
- 特化型サイト(交通事故治療 etc)
- ポータルサイト(エキテン etc)
- Web広告(Meta広告、リスティング広告 etc)
- SNS集客
整骨院・接骨院のSNS集客の具体的な活用方法とロードマップ
ここからは、SNSの活用を段階的に検討する進め方の一例を紹介します。特定の来院数や費用対効果を保証するものではありません。
【STEP1】LINE公式アカウントはすぐに構築
LINE公式アカウントは連絡窓口として検討しやすい方法の一つです。必要な配信数と追加機能、運用時間を確認しましょう。
新しい人に知ってもらうための認知獲得のツールではないですが、一度登録してもらうとこちらから営業することが可能であり、気軽にコミュニケーションが取れるツールとしては抜群に使い勝手が良いです。
LINE公式アカウントは無料で開設できますが、設定代行や予約システム連携、配信数によって費用が変わります。ウェブサイトと役割が異なるため、金額だけで代替の可否を判断しないようにしましょう。
【STEP2】メニュー紹介のためのショート動画を作成
SNS集客というよりも、ウェブサイトやSNSを閲覧したユーザーに訴求するためのツールとして効果的なのがショート動画です。
施術風景やスタッフの説明動画は、院の雰囲気や利用方法を伝える補助になります。掲載だけで予約率が上がるとは限らず、広告表現と撮影・掲載の同意を確認してください。
また、せっかくなので作成した動画はYoutube、Instagramのリール、Tiktokのアカウントにアップしておきましょう。
【STEP3】地域特化したInstagramのアカウント構築
基本的なウェブ集客をやり尽くしたあとに取り組んで欲しいのが、地域特化型のInstagram運用です。発信する内容は「認知獲得」と「好意獲得」の2種類に分けて発信を行います。
地域の関連事業者との協力企画も、認知を広げる方法の一つです。効果は実施内容や対象者によって異なります。
自分のInstagramのアカウントの属性と近しいかつフォロワーが少し多いアカウントとコラボ企画を行うことで、認知できていない集客に繋がりやすいユーザーに届けることが可能です。
【STEP4】Facebookではコミュニティ作り
Facebookは地域のつながりを通じた情報共有にも使えます。年齢や拡散力を一律に決めつけず、自院の閲覧者と目的に合わせて運用しましょう。
なので既存ユーザーと親睦を深めるツールとして、Google Mapで発信する内容をコピペして日常を定期的に発信する程度の使い方が良いです。整骨院・整体院において、強力な集客に繋がる可能性は非常に低いです。
【STEP5】本当に予算が余っている場合はTiktok
TikTokの再生数がそのまま来院数になるわけではありません。自院の商圏からの閲覧や予約を測定し、制作コストに見合うかを判断してください。
なのでSEOやMEOに効果のある「指名検索」を増やすための認知獲得施策として合わせ技の1つ程度に活用することをオススメします。Tiktok単体でSNS集客に繋げようと取り組むことはやめた方が懸命です。
【STEP6】Youtube・X(旧 Twitter)は集客ではなく採用に役立つ
YouTubeは商圏外にも届くため、地域の利用者に必要なアクセス情報や予約導線を整え、来院に結びついた反応を確認しましょう。
Xも、経営者の方がよほどバズらせるノウハウがない限り活用は難しく、また集客よりも採用に効果的なツールの1つとして認識しております。
【まとめ】SNS集客はウェブ集客ツールの1つ!優先順位を間違わないように気をつける
SNS集客もウェブ集客の1つであり、最終的には「どのウェブ集客方法のコスパが良いのか」という観点で考える必要があります。
1店舗でも運用方法によってSNSが役立つ場合があります。ホームページやGoogleマップの基本情報を整えたうえで、目的と運用コストに合う施策を選びましょう。
関連サービス
SNS単体より、検索・地図・広告と組み合わせた方が成果が出やすいです。サービス一覧・集客方法まとめ・無料相談もご活用ください。
